Oculus Quest2でアニメのゴロ寝視聴してみた感想
Oculus Quest2を買ったのでアニメのゴロ寝視聴に使ってみました。
ちなみに、今まではRift Sで標準搭載しているデスクトップ表示機能でブラウザ開いて普通にみてました。
視聴環境
- ヘッドバンドはデフォルトのゴムバンドのやつ。
- ベッドに横になり、天井付近にスクリーンが来るように設定。
- アニメは主にニコ動/ニコ生で視聴。
- Quest2のみのスタンドアロンで使用(Virtual Desktopなし)
- ブックマーク同期できるFirefox Realityを使用。
(ちょうど普段動画視聴しているのに使ってるのがFirefoxだった)
感想
- Rift Sとの比較
- 圧倒的にゴロ寝しやすい。
- コードがないので寝がえりもしやすい。
- 画質が良くなっている。
- スピーカーは低音強めになって好みが分かれそう。
- 表示位置の設定はアプリ次第。
Firefox RealityはOculusボタン長押しで向いてる方向に配置+大きさ変更のみ(距離感調整は無し)。
個人的にはRift SのDash標準搭載のデスクトップ機能が理想。 - バッテリー駆動は長時間の視聴には向かない。
結局途中で充電コードつなぐことになる。
電源タップ+充電コードで長さ確保して、ベッドに寝転がったまま充電できるようにしておくのが吉。
- Firefox Realityとニコ動/ニコ生
- 操作性やUI/UXが悪すぎてストレス。
- 操作性:
基本的にはスマホ版ブラウザのような操作性だがVRとの相性が悪すぎ。
トリガーボタンでタッチ扱いなので単純操作がしにくい。
アナログ軸扱いのトリガーボタンはどこまで押せばタッチされたか分かりにくい。
ポインティングとの相性も悪い。
ちょっとでも長押しや位置が動いてスクロールしてしまうとリンク押せてない、とか良くおきる。
長押し操作も、ポインティング静止が難しいのでスクロール扱いになってしまうのでテキスト選択とかまず無理。
シークバーが小さすぎると、シーク操作がまともにできない。
変な位置に間違ってシークすると元の位置に戻すのに苦労する。
追記:ニコニコのシークバーは、シークするとバーだけ動いてつまみが動かない不具合の可能性あり
そもそも新UIに変わってからPCで見ててもシークバーの挙動が怪しい。
(まあどちらにしせよVR視聴想定してないと思われる) - UI/UX:
Firefox Realityはデフォルトがスマホ横持ちモード扱いで、別タブで開くたびにスマホモードになる。
ニコニコはスマホ横持ちモードだと動画プレイヤーのみ表示になって説明欄などが表示されない。
ニコ生はスマホモードだとタイムシフト一覧の表示順がバラバラで放送時の時系列に並べられない。
例えば、ニコ生視聴終わって次の放送を予約しようとすると別タブで開かれてスマホモードに
そのままタイムシフト一覧表示すると放送順に並んでいない
Firefox側のデスクトップモード有効にしてもスマホ版ページのままなのでURLから「sp.」を削除しないとデスクトップ版表示に切り替わらない。
追記:何度か使っていたらデスクトップ版表示で別タブが開くようになった。ページごとにデスクトップ表示が有効になるのかもしれない。
とにかく、Firefoxのスマホ版ブラウザをVRに持ってきて適当に操作ボタン割り当てただけ、というのは操作性悪すぎる。
VRであることを考慮して操作性含め作り直してほしい。
ということで、ゴロ寝視聴のしやすさや画質向上に対して、ブラウザ操作周りは圧倒的ストレスなのが残念だった。
いっそVirtual DesktopでPCのブラウザ経由で見るほうが良いのかも
(Virtual Desktop未購入のため未検証)