【Oculus Quest2】【Virtual Desktop】デスクトップ操作改善メモ
「Use touch input」をオフ
Use touch inputがオンの場合、ドラッグ操作がスマホのようにスクロール操作になってしまう。
テキストを選択したり、動画のシークバーをドラッグする場合にわずらわしいのでオフにする。
- Virtual Desktop Streamerを開く。
- 「Use touch input」をオフ
ポインターの軌跡を表示
VRのコントローラーによるポインターのみ表示されていて、マウスカーソルが非表示になっているのでポイント位置によるカーソル変化がわからない。
そこで、Windows側のポインターの軌跡を表示することで、暫定的に表示させる。
なお、軌跡を表示するとテキスト選択カーソルが場所によって見えなくなるWindowsのバグがあるようなので、カーソルの種類を変更して回避する。
誤ドラッグ抑制
手ブレによってクリックするつもりがドラッグ扱いになってしまい選択できないケースが多いので、ドラッグ開始範囲の設定を変更することで抑制する。
なお、システム設定を参照せずに独自実装しているソフトも多いので、その場合は諦めるしかない。
レジストリを変更する方法
設定やコントロールパネルでは変更ができないためレジストリを変更する必要がある。
なお、レジストリ変更は自己責任で。
レジストリを変更したくない場合は後述のsetDragXYを使用する方法を参照。
- WInキー + Rキーを押す
- 名前に「regedit」と入力してOK
- アドレスに「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop」と入力
- 念のため「DragWidth」と「DragHeight」の初期値をメモっておく(自分の場合は「4」だった)
- 「DragWidth」と「DragHeight」の値のデータを30などの大き目の数値に変更
※数値は適当に調整して - Windows再起動
setDragXYを使用する方法
DragWidth、DragHeightを設定できるソフトを有志の方が公開していたので、それを使用する。
探したらソフトあったので使ってみてるだけで中身についての保証はできない。
こちらも自己責任で。
- 上記ページの「setDragXY100.zip」をクリックしDL
- zipファイルを解凍
- 解凍したフォルダを適当な場所に配置
- setDragXY.exeを起動
- 「ドラッグ操作の開始とは見なされない範囲の設定」の数値を30など大きめに設定。
※数値は適当に調整して - 最小化するとタスクトレイに格納される。
- 「終了時に初期値に戻してから終了する」がオンになっていれば終了時に元に戻る。
- このソフトを実行する前に起動していたソフトには設定が反映されないっぽいので、他ソフトの起動し直しなどもする
ダブルクリックの範囲設定
手ブレでダブルクリックできないケースが多いので、ダブルクリックの判定範囲を変更することで改善する。
こちらも、ソフトによっては独自実装しているケースもあるので、全てのソフトで改善できるとは限らない。
レジストリを変更する方法
設定やコントロールパネルでは変更ができないためレジストリを変更する必要がある。
なお、レジストリ変更は自己責任で。
- WInキー + Rキーを押す
- 名前に「regedit」と入力してOK
- アドレスに「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Mouse」と入力
- 念のため「DoubleClickWidth」と「DoubleClickHeight」の初期値をメモっておく(自分の場合は「4」だった)
- 「DoubleClickWidth」と「DoubleClickHeight」の値のデータを30などの大き目の数値に変更
※数値は適当に調整して - Windows再起動
レジストリを変更したり見つけたソフトそのまま使うなどリスクもあので、いずれオープンソースのソフトでも作成しようかと考え中。
追記:作りました